夫婦ともに荷物が多くて、3年前にここに越してきたときに引っ越し屋さんが用意した段ボール箱は200を越えました。二人とも本が多いのです。ちなみにもし来ていただけるとしたら夫婦ともに在宅しなければならないでしょうか?それとも私のみでも大丈夫ですか?また、スキャナーは買い取りあるいはレンタル代をお支払いする必要がありますか?(その場合の費用も教えてください)
どうかミニマリストになれるよう背中を押していただきたく、よろしくお願いいたします。
との依頼のメールが来ました。
費用なんてありませんし、スキャナーを押し売りすることはありません笑
なんかボッタクリ業者みたいに危惧されていますが、全部無料なんで安心してください笑
まあ、とりあえず誤解を解いて、依頼者の方の家に出張ミニマリストをしてきました。
今回の依頼主は京都の方です。しかも学生時代に住んでいたとこのすぐ近くだったんでビビりました。「あの店無くなったんですね~」「ああ、あれは数年前に…」みたいな会話ができるくらい近所でした笑
学生時代はバイトもせず、ひたすら京の街を徘徊していたんで割りと詳しいんですが、やっぱ10年近く経つと変わりますね。喫茶店とかは昔と変わらずに残っているんですが、大型施設はかなり変貌したと思います。いつかオススメの喫茶店とか紹介したいっす。喫茶店好きなんスよ~。
そんなこんなで、今回の依頼主であるYさん夫妻の家に到着。2人暮らしとは思えないほどの広さで、マンションなのに2フロアーあるパターン。「絶対、こんなにスペースいらんやろ」って思いました笑
箸の説明書!?
まあ、この広さなんで多少のモノが溢れていても気にならないんですよね。何より、依頼主のYさんが極端に管理能力がある人なんで、どこに何があるかはちゃんと把握していますし、特に問題は無さそうに見えるんですよ。ある意味、管理能力がない人が快適に過ごすための技術がミニマリストなんで。
このYさん、どんだけ管理能力があるかというと。ケーブルをパックにいれて管理していたり、説明書は全てファイリング、なんと鍋の説明書や箸の説明書まで保存しているほどの管理能力です。「なんでヤカンの説明書とかいるんすか!?」と言ったら、「だって、食洗機かけてよかったのか?とか、茶渋とるために中性洗剤でよかったのか?とか調べるのに必要じゃないですか。」と返ってきました。
ここまで管理をちゃんとしている人は会ったことがありません。めんどくさがり屋であるボクの真逆というか、さすがに箸の説明書が出てきた時は恐怖を感じました笑
まずは絶対にいらない物を捨てる
幸いにも、YさんがiPadを保有していたので、快適に電子書籍が読める環境がありましたので、いつものように大量の文庫本を電子化することに。
スキャンをしている間に、1年以上使ってないものをとりあえず出してもらうことにしました。すると、いらない物をがどんどん出てくる出てくる。
絶対使ってないコンポやら
ワンちゃん用の救命胴衣やら
通路の妨げになっていた収納具
時代を感じさせる乾燥機
ガンダム笑
とりあえず、こんだけの絶対にいらない物を集めました。
なんだかんだで、結構な量が集まりました。軽く探しただけでこの量なんで、もっと突き詰めてやれば、これの数倍のいらない物が出てくると思われます。
仮にこの量の物を京都でレンタルルームに預けるとしたら月数千円にはなりますし、そう考えると、これを手放すことで管理コストが数千円減ることになります。年間換算したらちょっとした旅行行けるくらいの金額です。
自分一人ではなかなかこんなことしないですけど、ボクみたいな変な奴が来て「これ、いらないんじゃないっすかぁ……これもいらないっすよねぇぇ……」って言われたら少しはモノを手放すキッカケにはなりますよね笑
誰かの役に立つのなら捨てれる心理
元々はダンボール200個クラスの物が溢れていたらしいのですが、ジモティーなどを使って結構捨てれたみたいです。ジモティーとは近所の人との物々交換サイトのようなもので、いらない物の引取先を探せるサービスでもあります。何か捨てたい人にはオススメのサービスです。
ジモティー 無料の広告掲示板
ここで話題になったのは、「役に立てると思えば捨てられる」心理です。前回の出張ミニマリストでもありましたが、ただ捨てるのは抵抗があるけど、誰かの役に立つのなら簡単に手放せるという心理。
古着屋とかに安く買い叩かれるよりは、ボランティア団体にあげた方がいいって発想ですが、これは何なんでしょうか?どういう心理が働いているのでしょうか?
例えば、10万で買ったものが2万で売れるなら多分売る人は多いはずです。しかし、10万で買ったものを2,000円で売るとなったとき、金額ベースで考えたら-98%の損ですよね。自分が買ったものが-98%になるって事実が受け入れがたいはずです。そこで金額という価値基準から社会的貢献の価値基準に移行して、その-98%の事実を誤魔化すという心理なのか?
もしくは、売り物にならなくて返却される手間、店に持っていく手間がめんどいからボランティアにあげたほうが効率がいいのか?
皆さんどう思います?この心理。
次回に続きます。
お疲れ様です(´∀`)
>「役に立てると思えば捨てられる」心理
役に立たないものを買ったと認めることを回避できるからでしょうか。
そういう心理もありますね。ボクもこの心理はわかるんですが、原因がよくわからないんですよ。
ただ単にゴミとして捨てるのは抵抗がある心理、不思議ですよねえ。
はじめは気に入って買った物のはずなのに、じょうずに管理できず、自分の勝手都合で処分しなくてはいけない後ろめたさ。寄付をして、それが社会貢献という素敵な活動になるならば、「自分」も物達も幸せって感じ心理でしょうか。一度は愛着を持った物ですしね。女性は幼児期の名残りか、物をアニミズム的な感じでみてます(たぶん)。
「捨てちゃうのは物達が可哀想〜」とか言っちゃうんですよ、管理できなかったくせに。
おっと、そういう性癖じゃないですよ。
物に愛着を持つようになってしまってるのかもしれませんね。
トイ・ストーリーもそんな話でしたし、物を人格化してしまうがためにゴミとして捨てれなくなっているという説明はしっくりきます。
これに対抗するには、儀式的なことをして自分の中で解消するのが手ですね。
そういった儀式について今度記事書けたら面白そうです。
Hey, that’s the grteeast! So with ll this brain power AWHFY?
おつかれさまですm(_ _)m
箸って、説明書あるンすね⋯。はじめてお目にかかりました(・_・;
自分の場合は、いらんもんは「捨てる」「バザー」「ブックオフ」の三大天で決まりですが、それは「ヤフオクだのなんだのって、めんどくさくね?」「ネット取引なんて信用できぬわ。どこぞの北の国のへんなサイバー攻撃に引っかかったら面倒じゃ。」「ああ、面倒な手続き、パスパス」という、アナログ心理でしょうか。
にしても、最初の写真の景色がいいですね!また、リュックもカッコいいです。ミニマムないでたちが、京都にはんなりとマッチしてますね♬
ボクも箸の説明書をちゃんと見たのは初めてかもしれません笑
>「ヤフオクだのなんだのって、めんどくさくね?」「ネット取引なんて信用できぬわ。どこぞの北の国のへんなサイバー攻撃に引っかかったら面倒じゃ。」「ああ、面倒な手続き、パスパス」という、アナログ心理でしょうか。
それも絶対ありますよね。ボクも面倒くさすぎてネット売買はできないですもん。
それにしても京都はやっぱいい街ですね。落ち着きます。おけいはんではんなり旅行してはどうでしょう?
会社員でありながら、漫画ドランカーズをやりつつ、出張してブログを・・・
すごいバイタリィティですね!とゆーかいつの間にw
ってロマサガ2ってラスボス戦鬼畜過ぎません?w
ラスボス倒せなくて挫折したゲームはあれだけッスw
出張の続報楽しみにしてます。
漫画ドランカーズ見てくれてありがとうございます!笑
好きなことは睡眠時間削っても惜しくないですよ。
ラスボスどころか、スーファミ版だったらバグもありましたから、途中で詰んだこともあります笑
あれは術使わないと基本ムリゲーになりますもんね。
今、スマホアプリ版ロマサガ2やってますが、やっぱ神ゲーです。おもろいっす。
おお!出張ミニマリスト大好きです〜、続きお待ちしてます。
箸の説明書まで携えてらっしゃる方は確かにお見かけしたことないですね。
ありがとうございます!
「ここまで管理してるの!?」って驚きばかりでした。
世の中には色んな人がいて面白いですね。
10万で買ったものを2000円で売る→大損
10万で買ったものを譲る→相手が10万の得 って考えればどっちが得かはすぐわかるでしょう
こういう周りの幸福を考える能力って日本人はすごく低いらしいですよ
肘さんが言っている「役に立てると思えば捨てられる」心理の状況は見返りがある場合なのか、ない場合なのか、どちらでしょうか?
ジモティーの後に書かれているけど、その後はボランティアなどの寄付のことが書かれているので分かりませんでした。
見返りがあるのとないのとでは意味が違ってくると思い質問しました。
大好きな出張ミニマリスト。
ブログ更新ありがとうございます。
いつもの肘さんの
好青年ぶりが発揮されてますね笑
今の時代説明書なんて
ほとんど読まなくなりましたね。
昔に比べたら家電製品なんて
簡単操作ばかりで触れば分かるものばかりになってきましたし。
iPhoneやiPadなんてのは
説明書すらありませんから。
ガラケー時代の
誰がこんなん読むねんって感じの
あのぶ厚い説明書が懐かしいくらいです。
ただ
ゲームソフトに説明書が入ってないのは
納得いきません。
なんでそこをカットするかなぁ。。。
子どもの頃に
ゲームを親が買ってくれて
帰りの車の中で説明書を見ながら
わくわくしてた気持ちを今の子供たちは
味わえないのかと思うと少し悲しくなります。
昔はネットなんてありませんから
ボロボロになるまで何回も
説明書を読んでましたもん。
いい時代でした。
ゲーマーの肘さんは
ゲームの説明書はいる?いらない??
どっちか気になります。
予想では
電子説明書があるから
いらないって答えが返ってきそうです笑
家電の説明書はほんと嫌ですよね。
変に複雑な機能ばっかでユーザーのことを置いてきぼりな感じが嫌です。
ゲームの説明書も面倒くさすぎて読まないタイプですね。
最近のゲームはチュートリアルがついているんで、そこで学べますが、昔はラスボス前に「えっ、こんな機能あったんや!」みたいなことがよくありました笑
ただ、ゲームの攻略本はボロボロになるまで読みましたね。今はネットがあるんで、発売日に完全攻略サイトが見れますが、それを見ちゃダメですね。自分の頭で考える過程が面白いのであって。
格ゲーも昔はプレイヤーに個性がありましたが、ネットの影響でみんな似たような戦法ばっかですよね。これは残念だと思います。
答えは、そもそも面倒くさくて見ないでした笑
お久しぶりにコメントさせていただきます。ゲーム大好物です!
カセットビジョン時代からゲーム好きで、大人になって気づいたら攻略本書いてました(笑)
ラスボス前に「えっ、こんな機能」とか、ロマサガ好きとか、ゲーム攻略本はボロボロになるまで…とか、肘さんのコメントに勝手に親近感を憶えています。
もしかしたら、私の書いた攻略本も手に取ってもらっているかも!?
説明書は、おっしゃる通りゲーム内チュートリアルに取って変わってますね。
ただ、チュートリアルがストーリーに組み込まれていると、個人的には萎えます。
チュートリアル大事ですよねー。システムを制する者が、ゲームを制する! 現実社会も然り!??
そうそう、RPGでは私は完全にミニマリストで持ち物極少なんですが、現実社会ではゲームのようにはいきませんね。
洋服ひとつとっても、大人女子にはとにかく必携アイテムが多すぎます。
冠婚葬祭服と、それに伴う小物類。子がいるので、入学卒業とセレモニー服も増え、モヤモヤします。
子が複数だから、数年後にまた使うことが決まっており、捨てられず(泣)
前回記事の「記号」で言えば、私はまったくもって興味はないのですが、TPO無視はハードル高いですねー。
私のTPO概念は、葬儀には喪服、挙式では華は添えるが肩は出さない、卒業式には濃いスーツといった、ごくごく一般的かつ最低限なもので、
自分のミニマリスト願望と、相手への敬意を服装で表現することを天秤にかけた結果によるアイテム数増加なんですが(でもモヤモヤしちゃう)、
ママカーストの世界では「子供のお迎えには外車」がTPOなんでしょうね。
私のまわりにはママカーストはありませんが、
大型高層マンション在住の友人の話では、まさに居住階によるカーストがあるみたいです。階層が上のほうが分譲価格が高くて、最上階はぽーんと額アップ!
視覚的にもわかりやすいですね(笑)
だからか、住人の子らが「うちは○階だよ」「うちのほうが上だ」なんて会話をするらしく…想像してだけで泣けてきます。
ゲーム攻略本書いていたんですか!
攻略本眺めるだけでも楽しいんですよね。「こんな武器あるんや」とか「このダンジョン面倒くさそう」とか読んでるだけで面白いです。
ある意味、人生で重要な事はほとんどゲームから学んだもんで、システムを理解することのデカさは現実社会でも適用されますよね。
>冠婚葬祭服と、それに伴う小物類。子がいるので、入学卒業とセレモニー服も増え、モヤモヤします。
それこそ今の時代ならレンタルとかありそうです。
流石にボクも最低限のTPOは守っていますが、ほとんど借りたりしてますね。
普段使わない物に管理コストかけるのは効率的じゃないんで。
>私のまわりにはママカーストはありませんが、
大型高層マンション在住の友人の話では、まさに居住階によるカーストがあるみたいです。階層が上のほうが分譲価格が高くて、最上階はぽーんと額アップ!
記号はわかりやすさが重要なんで、そうなりますよね。上であるほどカースト高いとか仰るとおり視覚的にわかりやすいです。
子供の時から記号漬けになると悪影響を及ぼすでしょうし、ボクが親ならそんなコミュニティに絶対行かないですね。
マンションの高層階は節税対策で高騰化してますが、それも対策されたら変わっていくんじゃないでしょうか。
個人的には「聖闘士☆星矢」の単行本を必要ないとバッサリと切った肘さんは敵だと思いました(笑)
そこに目をつけるとは笑
あれは結局、高校生の男の子が持って行きましたよ
車田スピリッツは受け継がれました!